日系のPR会社で働いている友達がいて、この前一時帰国したので六本木で食事。

いやぁ、中国おそるべしだなぁーー


・経済成長率が6.8%に減速、でも上海では「維持」と強気な風潮

・面子を最優先するので、叱るときも人の面前ではNGで、メールとかじゃないとついてこない

・社外の人とのコミュニケーションでメールはあまり使わず、msnメッセンジャーばかり。数回会った人にはメッセンジャーでやり取りをする。メールはフォーマルなコミュニケーション。電話や実際に会って話すというのも日本より少ない。

・サービス業のレベルが低すぎる。納期守らない。成果が無くても請求する。「文明化されてない」と見るアメリカ人もいる

・取材をされる側が御足代を出さないといけない。新聞なら300元(4,500円)、テレビなら1,000元(15,000円)。しかも、筆記用具やメモ帳を準備するのも取材「される」側が準備する。すなわち、記者が会社に来て受付を済ませたら、御足代と筆記用具とメモ帳をまず来てもらった記者に渡してから取材がスタート。ただ日本よりは記事になりやすい感触あり。

・記者会見は御足代のバラマキ大会の体となる。受付で御足代を渡し、イスの上にメモやペンを置いてある。国営企業の次に楽なのが記者と言われている。※

・日本よりはカネは貯まりやすい。有名ホテルのスイートで一泊12,000円ぐらい。

・不景気で日本の現法(現地法人)からは日本人が撤退し、中国人になっていっている。ローカル化が進んでいる。

・上海人は中国一、仕事をしないとも言われる。その含意は、上海の人が非常に能弁な点にある。

・携帯は3Gが流行りつつあるけどネットは見れない。メールもSMSばかり。ピンインでメールうつ。日本のカナ打ちに近い。というか、予測変換はアジア圏に展開する日本人のノウハウ。Sony Ericssonの携帯を見せてもらったが、カメラも3.2メガピクセルだし日本のよりSony Ericssonかっこよくて薄い。これはびっくりした。
http://www.sonyericsson.com/cws/products/mobilephones/overview/w715?lc=zh&cc=cn

・上海の街中では、大富豪っぽい人はあまり見ない。庶民とは住む世界が違うのか?

・残業しないから仕事は粗い。しかし、日本より効率がよいのは間違いない


※国営企業は、ほんとにほとんど仕事しないで朝から晩まで座ってるだけ、とかあるらしい。すげぇな。宋文洲さんのメルマガでも、「毛沢東の孫はレストランなどのイベントに顔を出して毛沢東の孫ですといって出演料を稼いで生活しています。」と。
http://www.soubunshu.com/article/122187454.html



やはりいろいろ知るとおもしろいっすね。
 

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このページは、okneigeが2009年6月27日 06:49に書いたブログ記事です。

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