2012年8月アーカイブ

ご出席
■外務副大臣/山口 壯 さん
■自由民主党 外交・経済連携調査会長/高村 正彦 さん
■東京大学教授/藤原 帰一 さん
■早稲田大学教授/リー・ジョンウォン(李鍾元)さん

・選挙の年であり内政が弱い。国内支援調達のために領土問題が取り上げられてしまう。
・国家間の関係としては1998年の金大中による日韓共同宣言でピリオドを打った。しかし韓国の中では問題として残り続けた。
・歴史問題について日本の法的立場は1965年の日韓基本条約で解決したとするもの。
・アジア女性基金 フィリピンと韓国で受け止め方が違う。韓国では必ずしもこれで決着が付いたと認識されていないことに配慮する必要がある。
・憲法裁判所が1965年の日韓基本条約で慰安婦問題は解決されていないので対応すべきと大統領に求める判決が出たことが背景。
・韓国内の竹島に対する世論は難しい。高村元大臣 漁業交渉で合意できそうになったが、先方大臣が「私は売国奴にされてしまう。しかも子どもや孫の世代まで売国奴となる」との発言があった由。
・日韓問題が激突しないようにする必要性が日本のみならず、韓国にもある。しかし韓国が領土問題と歴史問題を結び付ける筋書きとしてしまったことから、韓国にとっても対応が難しいのが事実。ここで日本が解決済みの問題だとことさらに強調することが得策だろうか。
・ICJ提訴 義務的管轄権を日本が提起した以上、国際法を順守する国家であれば韓国にも
・日本が竹島に武力で現状変更しようとすると、いくさになる。竹島をめぐって日韓が戦争になることほど愚かなことは無い。国民感情を重視することで国益を損なうような外交であってはならない。
・北朝鮮。核開発をせず、またアメリカも大統領選なので動きにくいなか、8月29日から政府間交渉が始まることは、意義のあること。しかし先行きは不透明。

※以上、個人的メモです。

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