ロメオ ダレール(2012)『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか―PKO司令官の手記』



原著:Romeo Dallaire(2004), Shake Hands with the Devil: The Failure of Humanity in Rwanda


476頁
アルーシャ和平合意が調印されたすぐに、ルワンダに派遣される憲兵隊や文民警察の存在を効果的なものにするために、最初に政治的・文化的な実際的知識を取得すること。
UNAMIRに、それまでの交戦当事者の意図や野心や目的について、信頼性ある情報を提供すること。
強硬派の裏をかいたり、RPFがいくつかタイミングよく譲歩するように仕向けたりするための、政治的・外交的な強制力を派遣団に与えること。
派遣団に対して適切な行政的支援並びに補給支援を行うこと。
もっと多くのよく訓練され、十分な装備を整えた大隊を派遣すること。
マンデートをもっと柔軟かつ強制的に適用すること。
こういった要素全てを成し遂げるために、ほんの一億米ドルほど予算を増額すること。

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このページは、okneigeが2013年4月27日 10:52に書いたブログ記事です。

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